<< Back to our Blog

インハウスに最適なプラクティス

feature-image

Justyさん

こんにちは。企業法務系の法律事務所で働く予定の者です。キャリア的に4〜10年後には転職することも視野に入れているのですが、インハウスへの転職を視野に入れる場合、事務所内で専門とする分野は訴訟等(契約書等のチェックもしているが、あくまで専門は訴訟)よりもM&Aやファイナンスといった分野の方が転職条件としては良いのでしょうか?求人数、待遇面双方の点から教えていただけると嬉しいです。

匿名希望

匿名希望様

ご質問ありがとうございます。法律事務所で働くことが決まっていらっしゃるのですね。楽しみですね!

さて、ご質問への回答ですが、一番つぶしが利くのはジェネラル・コーポレートです。年次が上がるにつれて応募先ポジションの業務内容とそれまでの経験の整合性が重要になり、ジェネラル・コーポレートにプラスアルファの経験があると良いです。最近ではデータプライバシー関連やコーポレートガバナンスの経験も重宝されております。一年目から転職先となる業界や業務分野を決める必要はないですが、インハウスポジションは企業法務を幅広く担当するものが多いので、ジェネラル・コーポレートを軸足に、プラスアルファで専門領域を身につけるのが良いのではないでしょうか。また、他に想定しておくと良い点として英語力が挙げられます。4-5年目で転職する場合は英語力不問の場合もありますが、10年目に近づくとほぼ確実に英語力を求められます(弊社で紹介する求人の場合です)。

2020年第4四半期から2021年にかけて、求人数がとても増えました。圧倒的多数だったのはコーポレート全般を担当する求人です。必須項目に頻繁に挙がったのは事務所でのコーポレート経験と英語力ですが、担当が訴訟だった場合は駄目、事務所経験なしだと駄目、といった画一的な対応を取る会社はなかったです。

弊社では毎年多くの先生方の転職のご相談を受けております。様々なケースがありますので、よろしければ一度弊社コンサルタントへお問い合わせください。1年目の先生方とお話しすることも多いので、お気軽にご一報ください。

匿名希望様の今後のご活躍を陰ながら祈念しております。良いご縁に巡り会えますように。

Justy

More from our Blog